「ねえ、一緒に勉強しようよ」

そう幼なじみに誘われた俺は、彼女に勉強を教えることになった。
彼女とは生まれた時からの付き合いで、家族も同然。
今さら異性として意識するなんて、その方がどうかしていると……思う。

「ねーえ～。ここわかんなぁーい、もっと分かりやすくおしえてよぉ」
「ちょ、近いって……お、おいどこ触って」
「え～っ？ そうは言ってもー、ココもうこんなになってるよ？？」

あろうことか、股間をまさぐり始めた幼なじみ。
それもそのはずで、肌が触れるほどの至近距離で長時間一緒にいれば、
誰でもこうなるだろう。

もう少し気を使ってくれないものだろうか。

「ちょっと～、人の話聞いてるー？」

……っくぅ～～ッッ！？

下腹部に電流が走る。
見れば、いつの間にかベルトを外され、己の分身が露わになっていた。

「でっか……こんなの、ぜったい入んないじゃん……んれぇ」

尖らせた舌先が裏側を執拗に刺激する。
こんなの我慢できるわけない……！！

髪が擦れるたび、柑橘系の華やかな香りが鼻腔を刺激する。
次第に理性が溶け、もうなにも考えられない……。

「だーめ。今イこうとしたでしょー。それじゃつまんないしー」

――どうせ出すなら、ナカで出して？
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