今でもファンの間で根強く伝説的に語り継がれる「黒帯」シリーズ3作品を中心に収録。「家族の肖像」にはバブル崩壊後の、展望なき格差社会下の家族の荒廃がこれでもかとばかりに描写されており、読後も忘れたいのに忘れられ ない地獄味が。「黒帯」は、男勝りの空手少女「由佳」が、「お母さん、お母さん」と泣き叫びながら凌辱の限りを尽くされる人気シリーズ。 「少女対組織暴力」は05年に同タイトルで刊行されてるが、こちらはオイスターのこだわった加筆修正が施された「完全版」という形で再リリース。黒帯シリーズ3タイトル、姉妹、穴姉妹、家族の肖像、もぐら、計7作品収録。