大正純愛復讐譚 ~母を焼き殺された私は鬼と化す~

内容紹介
大正初期。
名家・藤堂家の妾の子として生まれた憂雨(ゆう)は、幼い頃より虐げられ奴隷のように扱われていた。
特に腹違いの姉・撫子(なでしこ)は、好意を寄せている慎之介(しんのすけ)の前では憂雨と仲のいいふりをしつつ、陰では徹底的に憂雨をいじめていた。
いつか自由になりたいと願う憂雨…(続きを読む)
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![]() | (2)素性を隠し、今園春陽(いまぞのはるひ)と名を変え、撫子(なでしこ)の娘・あやめの家庭教師として再び藤堂家に舞い戻った憂雨(ゆう)。撫子に近づき、憂雨と悟られることなく復讐の機会をうかがっていたある時、撫子の友人であり、かつての旧友・ヨシ子の口から7年前の火事の真相を聞かされ衝撃を受ける。 改めて激しい憎しみを募らせる憂雨は、協力者・冨沢の力を借り、ヨシ子に罠を仕掛けるが……!? |
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![]() | (3)桜一郎(おういちろう)から、撫子(なでしこ)と慎之介(しんのすけ)に縁談話が持ちがっていることを聞かされ動揺する春陽(はるひ)。「慎之介さんが誰と一緒になろうが私には関係ない……」憂雨(ゆう)としての過去を捨て、藤堂家への復讐のためだけに生きる…と、改めてそう強く心にいい聞かせる春陽だったが、慎之介への溢れ出る想いを断ち切れずにいた。 そんな時、街中で偶然にもヨシ子の父と再会。 ヨシ子のケガの原因を作ったのが春陽であることを勘づかれてしまい……!? |
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