内容紹介
ある日、俺は知った。義姉、麻美が家族に嘘をついていることを。それは兄貴と一緒に受けた病院の検査結果の内容だ。家族には二人とも問題はない…と言っていたが、実際は一番子供を欲しがっていた兄貴に問題があったということ。俺としては鼻につく兄貴夫婦の不幸せが、幸せで堪らない。丁度いい、小言うるさい麻美を知らないフリをしてからかってやろう。だが、俺としてはからかうだけでは満足しない。昔から兄貴と比較され続けてきた俺の気持ちは、これだけじゃ治まらない。そう…もっと目にもの見せることが出来れば一番いい。そうだな…例えば、兄貴の血が繋がらない子供が生まれて、何も知らない兄貴が可愛がっている姿を見る…とかか。
※PCをご利用中のお客様
話のタイトルに関しましては現在、PCにて閲覧することができません。
誠に恐れ入りますが、スマートフォンをご利用いただきますようよろしくお願いいたします。
読み込み中…
黙ってりゃ、父親なんて分からない

内容紹介
ある日、俺は知った。義姉、麻美が家族に嘘をついていることを。それは兄貴と一緒に受けた病院の検査結果の内容だ。家族には二人とも問題はない…と言っていたが、実際は一番子供を欲しがっていた兄貴に問題があったということ。俺としては鼻につく兄貴夫婦の不幸せが、幸せで堪らない。丁度いい、小言うるさい麻美を知らないフリをしてからかってやろう。だが、俺としてはからかうだけでは満足しない。昔から兄貴と比較され続けてきた俺の気持ちは、これだけじゃ治まらない。そう…もっと目にもの見せることが出来れば一番いい。そうだな…例えば、兄貴の血が繋がらない子供が生まれて、何も知らない兄貴が可愛がっている姿を見る…とかか。
この本を読んだ人はこんな本も読んでます
ジャンルから探す