ひしょ×ひしょ

ひしょ×ひしょ

著者名:
出版社:KATTS
2巻まで公開中
内容紹介

毎日が茹だるような暑さで、季節は夏──アルバイトで1週間の泊まり込みから帰宅した俺を待っていたのは、予期せぬ客人だった。 燕尾服を着た一人の老人とイカツイ黒スーツの男。 「おはようございます大輔様」 「・・・おはようございます」 表情の読めない老人。名刺を出す。 「?・・・紫宮(しのみや)財閥ってあ(続きを読む)

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ひしょ×ひしょ-Episode1

Episode1

毎日が茹だるような暑さで、季節は夏──アルバイトで1週間の泊まり込みから帰宅した俺を待っていたのは、予期せぬ客人だった。 燕尾服を着た一人の老人とイカツイ黒スーツの男。 「おはようございます大輔様」 「・・・おはようございます」 表情の読めない老人。名刺を出す。 「?・・・紫宮(しのみや)財閥ってあの有名な・・・」そこにはTVでも毎日のようにCMを見かける大企業と同じ名前があった。 『執事』の話をかいつまんでみると、どうやら自分は「紫宮(しのみや)財閥」の総帥、 柾綱の孫にあたるらしい。 更には、このたびその柾綱の願いにより、財閥を継ぐ者を選抜、自分にはその資格があるから総帥になるレースに参加
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ひしょ×ひしょ-Episode2

Episode2

毎日が茹だるような暑さで、季節は夏──アルバイトで1週間の泊まり込みから帰宅した俺を待っていたのは、予期せぬ客人だった。 燕尾服を着た一人の老人とイカツイ黒スーツの男。 「おはようございます大輔様」 「・・・おはようございます」 表情の読めない老人。名刺を出す。 「?・・・紫宮(しのみや)財閥ってあの有名な・・・」そこにはTVでも毎日のようにCMを見かける大企業と同じ名前があった。 『執事』の話をかいつまんでみると、どうやら自分は「紫宮(しのみや)財閥」の総帥、 柾綱の孫にあたるらしい。 更には、このたびその柾綱の願いにより、財閥を継ぐ者を選抜、自分にはその資格があるから総帥になるレースに参加
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