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勘定吟味役異聞(16)
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勘定吟味役異聞

作品紹介
勘定吟味役・水城聡四郎が監察のため大奥入りした刹那、
七代将軍・家継を暗殺するために潜入していたはぐれ忍
庵がついに動く……襲う者と護る者、残る者と消える者、
次代将軍にまつわるすべての因縁が決着する─────
【勘定吟味役とは】
幕府の財政を司る勘定方において、虚偽申告や恣意的支出を
見張る役目。不正があれば調査・探索し、その証拠を掴む。
金にまつわる全てを監査する捜査権限を持つ。
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